31年ぶりに福岡で開催|第44回 全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会
#5代目ブログ

31年ぶりに福岡で開催|第44回 全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会

このたび、「第44回 全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会」を福岡の地で開催しました。

全国大会は2年に一度、全国各地で開催されており、福岡での開催は実に31年ぶりとなりました。

今回の大会テーマは、

「伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ。」

全国各地から、これからの蒲鉾・水産練り製品業界を担う会員の皆さま、ご来賓の皆さま、協力企業の皆さまに福岡へお越しいただき、交流と学びを深める時間となりました。

そして今回、私、株式会社博水の江越雄大が福岡大会の実行委員長を務めさせていただきました。

準備から当日の運営まで、本当に多くの方々に支えていただき、31年ぶりとなる福岡大会を無事に開催できたことを大変嬉しく思います。

第44回 全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会
31年ぶりに福岡で開催した、第44回 全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会。

2年に一度、全国の仲間が集まる全国大会

全国蒲鉾青年協議会の全国大会は、2年に一度、全国各地で開催されています。

普段はそれぞれの地域で、製造、商品開発、販売、経営などに向き合っている同世代の仲間が一堂に会し、地域を越えて交流できる貴重な機会です。

現在、私たち蒲鉾・水産練り製品業界を取り巻く環境は、大きく変化しています。

すり身をはじめとする原材料価格の上昇、燃料費や物流費の高騰、人口減少に伴う国内市場の変化など、乗り越えるべき課題は少なくありません。

一方で、インバウンド需要の増加をはじめ、新たな可能性も生まれています。

こうした時代だからこそ、全国で奮闘する同世代の仲間が集まり、膝を突き合わせて語り合い、情報や悩みを共有することの意味は、とても大きいと感じています。


31年ぶりの福岡大会。「伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ。」

今回の福岡大会では、「伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ。」をテーマに掲げました。

蒲鉾や練り製品は、長い歴史の中で地域の食文化とともに受け継がれてきた食品です。

一方で、時代や暮らし方、消費者の価値観は変化しています。

これまで大切にされてきた技術や文化を守りながら、新しい商品、新しい伝え方、新しい市場へ挑戦していくことも、私たちの世代の役割だと考えています。

過去から受け継いだものを、そのまま残すだけではなく、次の時代へどうつないでいくのか。

今回のテーマには、そんな想いを込めました。


実行委員長として迎えた大会当日

今回の福岡大会では、私が実行委員長を務めさせていただきました。

会場の準備、当日の運営、記念講演、懇親会など、全国から福岡へ来てくださる皆さまに少しでも良い時間を過ごしていただけるよう、実行委員のメンバーと準備を進めてきました。

当日の歓迎挨拶では、全国からお越しいただいた皆さまへの感謝とともに、この大会が「新たな気付きと、明日へ向かう活力の場」になってほしいという想いをお伝えしました。

一つの全国大会をつくるには、想像以上に多くの方々の力が必要です。

実行委員会のメンバーはもちろん、ご来賓、協力企業、関係者の皆さまなど、多くの方々に支えていただきながら、無事に大会を開催することができました。

前回開催地である仙台の実行委員長から大会旗を受け取る
前回開催地である仙台の実行委員長から全国蒲鉾青年協議会会長へ大会旗が渡され、福岡大会実行委員長の私が受け取りました。

全国の仲間と、悩みや可能性を共有する時間

全国大会の大きな魅力のひとつが、地域を越えた仲間との交流です。

同じ蒲鉾・練り製品業界にいても、地域によって使う原料や商品、販売方法、食文化は異なります。

だからこそ、全国の仲間と話すことで、自社や自分たちの地域だけでは気づかなかった視点を得ることができます。

抱えている課題を共有したり、他社の取り組みからヒントを得たり、これから挑戦したいことを語り合ったり。

自社だけでは解決の糸口が見つからない問題も、全国の仲間や先輩方の経験から学ぶことで、新しい考え方や明日への活力につながると感じています。

全国蒲鉾青年協議会 福岡大会で懇親会の様子
全国の仲間との交流も、全国大会の大きな魅力のひとつです。

フィッシュプロテインを体現するボディビルパフォーマンスも

懇親会では、参加者同士の交流をさらに深めていただけるよう、さまざまな企画を行いました。

オープニングアクトでは、神奈川県小田原市の小田原蒲鉾いせかねさんのお二人によるボディビルパフォーマンスが披露され、途中から私もステージに参加させていただきました。

私たち3名は、魚肉たんぱくの魅力を伝える「フィッシュプロテイン」のプロモーションと、その価値を自分たち自身で体現することを意識し、普段からトレーニングに取り組んでいます。

蒲鉾や練り製品は、昔ながらの食品というイメージを持たれることもありますが、見方を変えれば、魚由来のたんぱく質を日々の食事に取り入れられる食品でもあります。

普段はそれぞれ蒲鉾・練り製品の仕事に携わる3名ですが、この日は身体づくりという新しい切り口からも魚肉たんぱくの可能性を伝える、福岡大会ならではのオープニングとなりました。

全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会の懇親会で行われたフィッシュプロテインのボディビルパフォーマンス
小田原蒲鉾いせかねさんのお二人によるボディビルパフォーマンス。途中から私も参加し、フィッシュプロテインの魅力を発信しました。

ふくや 川原武浩社長による記念講演

福岡大会の記念講演では、福岡を代表する食品企業である株式会社ふくや 川原武浩社長をお招きしました。

地域ブランドや企業ブランド、新商品開発、社会貢献など、長年福岡で事業を続けてこられた企業ならではのお話を伺い、多くの学びをいただきました。

中でも、企業ブランドは理念に基づく行動の積み重ねによって形づくられていくというお話や、今ある原材料・設備を活かした商品開発、販路とプロモーションを一致させることの大切さが印象に残りました。

伝統を大切にしながら、時代の変化に合わせて挑戦を続ける姿勢は、今回の大会テーマである「伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ。」にも通じるものがあり、非常に学びの多い時間となりました。


伝統を守るだけではなく、未来へつなぐ

今回の大会テーマである「伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ。」という言葉は、博水にとっても大切なテーマです。

博水も、長年受け継がれてきた鮮魚原料の使用や石臼によるすり身づくりを大切にしています。

一方で、新商品開発、海外展開、EC、SNSなど、新しい挑戦にも取り組んでいます。

伝統と新しい挑戦は、どちらか一方を選ぶものではないと考えています。

先人たちから受け継いだ技術や想いを大切にしながら、それを今の時代に合わせた形で次の世代へつないでいく。

今回の全国大会を通じて、改めてその大切さを感じました。


これからの蒲鉾・練り製品業界

原料価格の高騰、市場の変化、人材の課題など、私たちの業界を取り巻く環境は決して簡単ではありません。

しかし、魚をおいしく、手軽に食べられる蒲鉾や練り製品には、まだまだ大きな可能性があると思っています。

若い世代が地域を越えてつながり、悩みを共有し、互いの挑戦から学ぶこと。

そして、先輩方が築いてきた歴史や経験を受け継ぎながら、新しい時代に合った商品や価値を生み出していくこと。

今回の福岡大会が、参加された皆さまにとって新たな気付きの場となり、全国の仲間とのつながりをさらに深め、これからの蒲鉾業界を盛り上げる一つの力になれば嬉しく思います。


ご参加・ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました

第44回 全国蒲鉾青年協議会 全国大会 福岡大会にご参加いただいた全国の会員の皆さま、ご来賓の皆さま、誠にありがとうございました。

また、大会開催にあたり多大なるご支援・ご協賛をいただいた協力企業の皆さま、そして長期間にわたり準備を進めてくれた実行委員の皆さまにも、心より感謝申し上げます。

実行委員長という立場で、この31年ぶりの福岡大会に関わることができたことは、私自身にとっても非常に貴重な経験となりました。

全国の仲間とのつながりと、今回得た多くの学びを、これからの博水の事業、そして蒲鉾・練り製品業界の未来につなげていきたいと思います。

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