博水では、「エソ」という魚を使って、すり身を作っています!
エソは、主に日本近海で見られる海水魚です。
亜熱帯海域を中心に生息する魚で、日本では博多や玄界灘付近の温かい場所で多く見られます。
長い体形と鋭い歯を持ち、比較的獰猛で小魚や甲殻類、貝類まで食べます。
その獰猛さからか、英語名は「Lizard Fish」。爬虫類のような顔の魚です。
素手で捌くと鋭い歯やヒレで怪我をするため、ビニール手袋の上に軍手を重ねて捌きます。
エソを捌いていると小魚やイカを食べていたり、時には共食いしていたりします😅
捕獲される間際でも、最後の食事と言わんばかりに仲間を食べてしまうほど、獰猛で生命力の強い魚なのです。
エソは3枚におろしても小骨が多く残るような構造をしていて食べづらいため、スーパーなどではほどんど見かけず、一般的には知られていません。
釣りをする人からは外道と呼ばれ、釣れても嬉しくない嫌われ者の魚です。
エソは旨味が強く、高タンパク
食べづらい魚ではありますが、エソの肉は淡白で、旨味が豊富です。魚独特のクセも少なく、食べやすい美味しい魚なのです。味が淡白であることから、味付けをしやすい魚でもあります。
また、エソはタンパク質が豊富で低脂質な魚です。
さらにビタミンやミネラルも多く含みます。
えそ自体のタンパク質量は鶏むね肉よりも豊富なんです!
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年より
すり身原料の高級品「エソ」!
このエソ、すり身の原料としては、高級品。旨味の詰まったエソは丁寧に加工することで最高のすり身として生まれ変わります。
エソは通常料理するには大変な魚ですが、専用の機械を使うことで、骨と皮を残して身だけを取り出すことができます。これを石臼で擂り混ぜることで美味しいすり身が出来上がります。
博水では、福岡市の長浜鮮魚市場からエソを仕入れ、自社工場でスタッフが手さばきで頭と内臓を処理。その後、機械でエソの魚肉だけを取り出し、天然の地下水で魚肉を晒して雑味になる余分な血や脂を取り除きます。
きれいで真っ白になったエソの魚肉をミンチにして味付けをしながら丁寧に臼で練り上げます。
手間ひまをかけて鮮魚から作ることで、鮮度が高く、旨味の強いすり身が出来上がるのです!
エソはすり身に変身することで、料理での使い勝手は格段にあがります!本来は作るのに大変な作業が必要な最高のすり身を簡単にご家庭で扱うことができるようになりました。
技術の進歩はすごい...!
博水のすり身のこだわりはこちらから詳しくご確認いただけます!
博水自慢のエソのすり身、ぜひ味わってみてください!
すり身の美味しい使い方はこちらをご参考ください。
冬の時期はお鍋やあつあつ揚げたてのさつま揚げに!
油を使わずにフライパンで焼くだけ簡単に作れるお魚ハンバーグが特におすすめです!魚が苦手な方でも美味しく食べられて、ヘルシーなハンバーグです!